押し目買い・戻り売りで負ける理由
入ってはいけない形を知ることが勝率を上げる
FXではよく、
上昇トレンドでは押し目買い
下降トレンドでは戻り売り
が基本だと言われます。
しかし今回の動画では、
その教科書通りの考え方だけでは勝てない理由が解説されています。
大切なのは、
「押し目だから買う」
「戻りだから売る」
ではありません。
本当に見るべきなのは、
その押し目や戻りが、伸びる形になっているかどうか
です。
急騰後の押し目は買ってはいけない
動画で最初に語られていた禁止パターンは、
急騰後の押し目買いです。
一見すると、価格が急上昇して押し目を作り、再び高値を抜けたように見える場面があります。
教科書的には買いたくなる形です。
しかし、急騰後の押し目は、価格がすでに大きくエネルギーを使っている状態です。
そのため、形だけ見て買ってしまうと、上昇せずに揉み合い、その後下落してしまうことがあります。
ローソク足は「体力」で考える
動画では、ローソク足の動きを人間の体力に例えています。
人間は走れば疲れます。
休まなければ、さらに走り続けることはできません。
チャートも同じように、急騰した後は体力を使っている状態です。
そのまま押し目に見える形が出ても、十分に休憩していなければ、次の上昇につながりにくいという考え方です。
200SMAはチャートの基準になる
動画では、チャートの基準として200SMAが紹介されています。
価格は200SMAから離れても、いずれ戻ってくる傾向があります。
つまり、200SMAから大きく離れている状態は、体力を使っている状態。
逆に、200SMAに近づくことで、価格は体力を回復していると考えます。
そのため、200SMAから大きく離れた場所でさらに買うのは、慎重に見る必要があります。
体力を回復する動きは2つある
動画では、チャートが体力を回復する動きとして、次の2つが挙げられています。
1つ目は、上昇中に谷を作ること。
山・谷・山・谷のように、ジグザグしながら上昇している形です。
2つ目は、200SMAに価格が戻ってくること。
このどちらかがあることで、価格は再び伸びるための体力を回復しやすくなります。
急騰だけで谷がない形は、体力回復が不十分なため、押し目買いには向きにくいという考え方です。
ダブルボトムも形だけで狙ってはいけない
2つ目の禁止パターンは、
一般的なダブルボトムをそのまま狙うことです。
よくある解説では、2番底が1番底より高い形を良いダブルボトムとすることがあります。
しかし動画では、逆に
2番底が1番底より低くなる形の方が重要
と説明されています。
理由は、損切りを巻き込むからです。
損切りを巻き込む場所に大口が入る
1番底付近で買った人たちは、その下に損切りを置いていることが多いです。
価格がその安値を割ると、買っていた人たちの損切りが発生します。
つまり、大量の売り注文が出るということです。
その大量の売りを、大口投資家がまとめて買うことで、価格が強く反転することがあります。
だから、単に2番底が高いダブルボトムよりも、
一度安値を割って損切りを巻き込む形の方が、強い上昇につながりやすいという考え方です。
下位足に落とせばいいわけではない
動画では、
「4時間足で分析したら15分足でエントリー」
「1時間足で分析したら5分足でエントリー」
というような固定的な考え方にも注意が必要だと語られています。
下位足に落とす目的は、
相場の反転を早く捉えて、リスクリワードを良くすること
です。
だから、どの時間足で入るかは固定ではありません。
大切なのは、
反転する形が一番きれいに出ている時間足を選ぶこと
です。
綺麗な時間足を選ぶ
たとえば、30分足では急騰に見えて体力が残っていない形でも、
15分足では谷を作っていて、少し体力が回復していることがあります。
さらに5分足では、より明確に谷を作り、反転の形が見えやすい場合もあります。
このように、ただ時間足を小さくするのではなく、
どの時間足が一番きれいな反転形になっているかを見ることが大切です。
まとめ
今回の動画で一番大切なのは、
押し目買い・戻り売りを形だけで判断しないこと
です。
見るべきポイントは、
- 急騰後の押し目は買わない
- 価格が体力を回復しているかを見る
- 200SMAから離れすぎていないか確認する
- 上昇中に谷を作っているか見る
- ダブルボトムは損切りを巻き込む形を意識する
- 下位足に落とす目的を理解する
- 固定の時間足ではなく、綺麗な反転形が出ている時間足を選ぶ
- 負けやすい形を避ける
ということです。
FXで勝つためには、勝てる形を探すだけではなく、
絶対に入ってはいけない形を知ること
が大切です。
負けトレードを減らすことで、自然と勝てるポイントだけが残ります。
押し目買い・戻り売りは基本ですが、
その基本をそのまま使うのではなく、
価格の体力、200SMA、谷の有無、損切りの位置まで見て判断することが重要です。
