手法迷子から抜け出すために必要なこと
勝率を上げる鍵は「優先順位」と「環境認識」
FXでなかなか勝てない人の多くは、手法を探し続けています。
移動平均線、RSI、ストキャスティクス、エリオット波動、インジケーター。
いろいろな知識を学んでいるのに、なぜか結果につながらない。
今回の動画では、その原因として、
テクニカル分析に優先順位がないこと
が語られています。
つまり、何を一番大事に見ているのかが決まっていないまま、いろいろな根拠を後付けしてしまっているということです。
YouTubeを見るだけでは勝てない理由
動画では、YouTubeでFXを学んでいるだけでは勝ちにくい理由についても語られています。
その理由は、
多くの解説が、完成したチャートを後から説明しているだけだから
です。
後から見れば、
「ここが3波目です」
「ここで反発しています」
「ここで入れば取れました」
と言うことは簡単です。
しかし本当に大切なのは、リアルタイムで同じ判断ができるように、
なぜそこを3波目と見るのか
なぜその高値・安値を基準にするのか
どの条件ならエントリーできるのか
を言語化することです。
一番優先すべきは環境認識
動画の中で、最も重要だとされていたのが環境認識です。
ただし、ここでいう環境認識は、
「4時間足と1時間足の方向を見る」
という単純なものではありません。
日足、8時間足、6時間足、4時間足、3時間足、2時間足、1時間足、30分足、15分足、5分足など、複数の時間足を確認し、それぞれの時間足がどのような波形になっているかを見るという考え方です。
なぜなら、ひとつの時間足だけで形が良く見えても、
他の時間足では反対方向の力が働いていることがあるからです。
複数時間足を見る理由
たとえば、5分足で買いの形が出ていたとしても、
6時間足や8時間足では売りの波形が完成しようとしているかもしれません。
この場合、5分足では上に行きたくても、上位足の売り圧力に邪魔されて伸びにくくなります。
動画では、このように他の時間足が邪魔をする動きを、
禁止波動の確認
という考え方で説明しています。
つまり、勝てる形を探すだけではなく、
その形を邪魔する時間足がないか確認すること
が大切です。
波形の基本は「1波・2波・3波」
動画では、波形の成り立ちとして、
1波、2波、3波の考え方も説明されています。
価格は一直線に伸びるのではなく、
- まず1波が出る
- その後、2波として戻す
- そこから3波として伸びる
という流れを作ることがあります。
ただし、ここで重要なのは、
「なんとなく3波っぽい」
で判断しないことです。
どこを1波と見るのか。
どこまでを2波と見るのか。
どの高値や安値を抜いたら成立とするのか。
これを自分の中で明確に定義する必要があります。
「戻しすぎだからダメ」と単純に判断しない
動画では、2波の戻しについても触れられています。
一般的には、戻しが深すぎると勢いが弱いと考える人もいます。
しかし動画では、戻しが深くても、特定の条件を満たしている間は、まだ3波目として伸びる可能性があると語られています。
つまり、フィボナッチの数値だけで単純に判断するのではなく、
波形の定義と、他の時間足の状態を合わせて見ることが重要です。
勝率を上げるには「邪魔する波形」を避ける
今回の動画で特に大事なのは、
勝てる形を見るだけではなく、負けやすい原因を消すこと
です。
たとえば、日足では上昇3波を狙える形でも、
6時間足や8時間足では下方向に伸びやすい形が出ている場合があります。
この場合、日足の買いと、6時間足・8時間足の売りがぶつかります。
そうすると、思ったように伸びないことがあります。
だからこそ、エントリー前には、
他の時間足に反対方向の優位性が出ていないか
を確認する必要があります。
手法迷子を抜け出すポイント
手法迷子になっている人は、次々と新しい手法を探しがちです。
でも、本当に必要なのは、新しい手法を増やすことではありません。
必要なのは、
- 何を一番優先して見るのか決める
- 環境認識を言語化する
- 波形の定義を明確にする
- 複数時間足を確認する
- 邪魔する波形を避ける
- エントリー条件と利確条件を固定する
- 検証を繰り返す
このような「判断の型」を作ることです。
まとめ
今回の動画で一番大切なのは、
勝てない原因は、手法が足りないことではなく、分析の優先順位が曖昧なこと
です。
FXで勝つためには、
- どの時間足を見るのか
- 何を優先するのか
- どの波形を狙うのか
- どの波形は避けるのか
- どこまで伸びる想定なのか
これらを明確にする必要があります。
なんとなくラインを引く。
なんとなく3波を見る。
なんとなく上位足の方向に合わせる。
これでは、再現性がありません。
手法迷子から抜け出すには、
すべての判断を言語化し、誰が見ても同じ判断ができる状態にすること
が大切です。
