トレンドライン手法の本当の使い方
「タッチで反発」だけでは勝てない理由
トレンドラインは、FXのチャート分析でよく使われる基本的なラインです。
多くの人は、上昇トレンド中にトレンドラインを引き、
価格がそのラインにタッチしたら反発すると考えます。
しかし今回の動画では、
トレンドラインは反発を見るためだけのものではない
という重要な考え方が解説されています。
むしろ、ただトレンドラインにタッチしたからエントリーする、という考え方は、負ける原因になりやすいと語られています。
トレンドラインに正解はない
チャートを後から見れば、きれいなトレンドラインはいくらでも引けます。
しかし実際の相場では、どの高値や安値を基準にするかによって、ラインの引き方は変わります。
ある人はヒゲ先にラインを引く。
別の人は実体に合わせてラインを引く。
また別の人は少し角度の違うラインを見る。
つまり、トレンドラインには絶対的な正解がありません。
だからこそ、
トレンドラインにタッチしたから反発する
という単純な使い方では、再現性が低くなります。
トレンドラインは「ブレイクのタイミング」を見るもの
動画の中で特に大切だったのは、
トレンドラインは反発を狙うためではなく、
価格が伸びるタイミングを測るために使う
という考え方です。
ポイントは、上下にラインを引き、価格がその中でエネルギーを溜めている状態を見ることです。
そして、その囲いをローソク足の実体で抜けた時、価格が伸びやすいタイミングになると説明されています。
重要なのは「3点タッチ」
動画では、トレンドラインを見る時の大事な条件として、
3点タッチ
が繰り返し語られています。
ラインを引く時は、
- 上側に3点タッチ
- 下側にも3点タッチ
- ヒゲ先に合わせる
- その中で価格が収縮している
- 最後に実体でブレイクする
このような形を見ることが重要です。
1点や2点だけでは根拠が弱く、3点タッチすることで、多くのトレーダーに意識されやすいラインになります。
上位足でもエネルギーが溜まっているかを見る
今回の動画では、15分足だけでなく、1時間足でも同じように上下3点タッチしている場面が紹介されています。
これはとても重要です。
15分足でエネルギーが溜まっているだけでなく、
1時間足でもエネルギーが溜まっている。
このように複数の時間足で同じような根拠が重なると、ブレイク後に価格が伸びやすくなります。
つまり、マルチタイムフレーム分析では、
「上位足の方向を見る」だけでなく、
上位足でも収縮しているか
を見ることが大切です。
水平ラインも重なるとさらに強い
トレンドラインだけでなく、水平ラインも同時に意識されている場合、さらに根拠が強くなります。
動画では、
- 15分足の上下3点タッチ
- 1時間足の上下3点タッチ
- 水平ラインの3点タッチ
- EMAの束の収縮
- ニューヨーク時間前の時間帯
こうした複数の優位性が重なったポイントは、価格が伸びやすいと説明されています。
大切なのは、ひとつの根拠だけで入るのではなく、
複数の根拠が重なる場所だけを狙うこと
です。
エントリー回数は少なくていい
この手法を使うと、エントリー回数は少なくなります。
でも、それは悪いことではありません。
FXの目的は、毎日エントリーすることではなく、資金を増やすことです。
根拠が弱い場所で何度も入るより、
根拠が重なった場所だけを待つ方が、結果的に勝率は上がりやすくなります。
トレンドライン手法で見るべきポイント
今回の内容を整理すると、トレンドライン手法で見るべきポイントはこのあたりです。
- トレンドラインは反発狙いだけで使わない
- 上下に3点タッチしているかを見る
- ヒゲ先にラインを合わせる
- 価格が収縮してエネルギーを溜めているかを見る
- 実体でブレイクしたかを見る
- 上位足でも同じように収縮しているか確認する
- 水平ラインやEMAの束など、他の根拠も重なっているか見る
- 根拠が重なった場所だけを狙う
まとめ
今回の動画で一番大切なのは、
トレンドラインは「タッチで反発」を狙うものではなく、価格が伸びるタイミングを見るためのもの
という考え方です。
トレンドラインにタッチしたからエントリーするのではなく、
- 上下3点タッチしているか
- 価格が収縮しているか
- 上位足でも同じ構造があるか
- 水平ラインも重なっているか
- EMAの束も収縮しているか
- 実体でブレイクしたか
これらを確認することが重要です。
トレンドラインは、引くだけなら誰でもできます。
しかし、本当に大切なのは、
どのラインが多くのトレーダーに意識され、どこで優位性が重なるのかを見極めること
です。
