トレンドラインのブレイクで入るとき、ただ線を抜けたから飛び乗るのではなく、「何回タッチされた線か」「左側に意識された安値があるか」「抜けた後に急騰したか」を確認すると、伸びやすい形を選びやすくなります。
この記事では、FX初心者だった生徒さんが実際に使っていた「MとWの形」とトレンドラインブレイクの見方を、動画の内容にそって解説します。結論は、3点以上タッチしたトレンドラインを、左側の目立つ安値に反発する形でブレイクし、その後に急騰したら狙うということです。
生徒さんの実績
動画で紹介されているのは、チャートの見方も知らない状態から始めた生徒さんの結果です。
- 生徒Aさん(病気で退職し無職、FX初心者):たった2ヶ月で100勝以上、50万円を稼いだ
- 初めての取引では「過去検証で勝率が高いことは分かっていたが、ドキドキしながら取引したらあっさり勝てた」と話している
- 一方で、形が完成していないのに感覚で飛び込んでしまい、1分でロスカットになった経験も1度ある
※個人の結果であり、同じ成果を保証するものではありません。
ASAMIは、この生徒さんが勝てた理由を「余計な知識がなかったから」と説明しています。たった1つの形だけを狙い、形が崩れているときは入らない。逆に、形を見誤ったときには負けている、というのが大事なポイントです。
相場には「ここまで伸びる形」がある
チャートは一見ランダムに動いているように見えますが、ASAMIは「ある一定の形が出たら、一定の値幅まで伸びる法則がある」と話しています。その形は相場のいろいろな場所に出てきますが、中身の構造は同じです。
上位足のトレンドは、この形が決まった後にさらに値幅を伸ばすための「ボーナス要素」であり、すべては形が起点だという考え方です。覚える形はアルファベットのMとWです。
見るポイント1:トレンドラインが何回タッチされたか
まず、ヒゲ先にトレンドラインを引きます。動画の例では、1点・2点・3点とヒゲが3回タッチしています。4点、5点でもよく、何度も意識されていることが大切です。
タッチの回数は「売りと買いのけんか」の回数
ヒゲがついて押し戻されるたびに、買いたい人と売りたい人の攻防があったと考えます。売りたい人はそのたびに勝ってはいるものの、体力を大きく消耗しています。それが3回も起きているということは、売り側がかなり息切れしている状態です。
その線をローソク足の実体で突き破ったということは、売り側にもう体力が残っておらず、買い側がけんかに勝ったということ。だから価格が伸びていく、というイメージです。トレンドラインの基本は 用語辞典「トレンドライン」 や トレンドラインの解説記事 もご覧ください。
見るポイント2:ブレイクしたら左側の安値を見る
トレンドラインをブレイクしたら、少し左側を見て、意識された目立つ安値がないかを確認します。そして、価格がその安値にどうぶつかってからラインを抜けてきたのかを見ます。
目立つ安値を見る理由
- 目立つ安値は、世界中のトレーダーが注目している反発ポイント
- 一度止められた証拠なので、「ここで反発するかも」と考える人が一定数いる
- 相場は多数決なので、反発すると思う人が多いほど反発しやすくなる
安値の考え方は 天井・底を判断する3つの基準 でも解説しています。
見るポイント3:ブレイク後に急騰しているか
もう1つの理由は、損切りの動きです。上昇の途中で買った人の多くは、自分のポジションの少し下に損切りを置きます。価格が下がってその損切りを巻き込むと、買いの損切り=売り注文がまとめて出ます。
大口の機関投資家は大量のポジションを持つ必要があるため、普段はなかなか相手になる売り注文が集まりません。損切りがまとめて出た瞬間こそ、大量に買えるチャンスになります。大口が大量に買うと、鋭い陽線の連続という極端な動きになります。
「損切りになった瞬間に、思った方向に伸びた」という経験がある方も多いと思いますが、それはこのしくみによるものだと説明されています。くわしくは ストップ狩りの解説 もどうぞ。
買いが集まる形のまとめ
この形で価格が伸びるのは、次の買いが一度に集まるからです。
- 損切りの売り注文を待っていた機関投資家の買い
- 左側の安値で反発すると考えた新規の買い
- トレンドラインでの攻防に勝った買い(その上には売りがいなくなる)
- ブレイクを見て新しく入ってくる買い
何でもない形に見えるローソク足も、さまざまな人の感情が重なってできている。このことを覚えておくと、形の見え方が変わってきます。
チェックリスト
- ヒゲ先に引いたトレンドラインに3点以上タッチしている
- ブレイクしたとき、左側に目立つ安値がある
- その安値に反発する形でトレンドラインを抜けている
- 抜けた後に急騰(陽線の連続)している
- 形が少しでも崩れている、値幅の計算があいまいなときは入らない
この法則をチャートに当てはめて、たくさん検証することが大切です。
学び方についてのASAMIの考え
動画の後半で、ASAMIは自分は頭が良いわけではなく、結果が出たのは検証と失敗を繰り返した数が多かったからだと話しています。また、チャンネル登録者数と実力は一致しないため、ライブトレードやXでの先出しなど、誰からも批判されないような結果を出している人から学ぶべきだとも語っています。
よくある質問
トレンドラインは何点タッチが必要ですか?
動画の例は3点タッチです。4点、5点でもよく、何度も意識されていることが大切とされています。
左側に安値がない場合は?
動画では、ブレイク時に左側の目立つ安値を確認することがポイントとされています。安値が見つからない形は、条件がそろっていないと考えて見送るほうが安全です。
Mの形でも同じですか?
動画の解説は上昇(Wの形)の例です。下落の場合は、高値と売り買いを逆にして考えます。まずは検証で確かめてから使いましょう。
まとめ
- 覚える形はMとWの1つだけ
- 3点以上タッチしたトレンドラインは、売りと買いの攻防が何度もあった証拠
- ブレイク時は左側の目立つ安値を確認する
- 抜けた後の急騰は、大口と新規の買いが集まったサイン
- 形が崩れていたら入らない。これが生徒さんの成功と失敗から学べること
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