この記事では、「再現性のあるFX手法はどうやって作るのか」というテーマで、ASAMIが勝てなかった時代に行き着いた考え方を解説します。結論から言うと、再現性を決めるのは「形」と「その形が出た位置」の2つです。そのために、高値と安値の定義を明確にし、波をシンプルに数え、誰が見ても同じ位置に表示される200SMAで方向を判断する、という土台を作ったと動画で語っています。
生徒さんの実績
動画の冒頭では、この再現性を重視した考え方を使っている教え子さんたちの結果として、次のような例が紹介されています。
- 教え子Aさん:たった2日で15連勝
- FX初心者だったBさん:FXを始めて2か月目で50万円の利益
- 月間勝率90%以上という記録も、周りでは珍しくないと語られています
※個人の結果であり、同じ成果を保証するものではありません。
動画では、生徒さんが結果を出せている理由について「再現性のある手法を渡し、それをそのまま使っているから」と説明しています。
再現性とは「形」と「位置」の言語化
動画でいう再現性とは、「どこの位置で、どのような形が出たからエントリーするのか」を言葉で説明できる状態のことです。形だけでも、位置だけでもダメだとしています。
水平線だけでは再現性が低かった理由
以前は、目立つ高値・安値に水平線を引いて、ブレイクしたら乗るというトレードをしていたそうです。ところが勝率が安定しませんでした。よく考えると、勝ったトレード同士でも、水平線を作ったローソク足の形や、そこまでの前提条件がまったく違っていたのです。「水平線を使った」という共通点はあっても、同じロジックとは言えない。動画の図の例では2勝3敗で負け越していたこともあり、水平線だけに頼るトレードをやめたと語っています。レジサポ転換で勝てない理由の記事も、あわせて読むと理解が深まります。
「安値・高値の切り上げ=トレンド」への違和感
次に見直したのが、押し目買い・戻り売りの前提となるトレンドの定義です。一般的には安値と高値が切り上がっていれば上昇トレンドとされますが、チャートを見ると、同じ「上昇トレンド」でも位置がまったく違う場面がありました。そこで移動平均線を入れてみると、一方は移動平均線の下で推移し、もう一方は上抜けして上昇していたそうです。この経験から、切り上げ・切り下げだけでトレンドとするのは不十分だと考えるようになりました。押し目買い・戻り売りの記事もあわせてご覧ください。
炭酸飲料から生まれた「3点目のブレイク」という仮説
ヒントになったのは、車で運んだ炭酸飲料を開けたときに泡があふれた出来事だったそうです。上下に揺られてガスの圧力がたまり、限界を迎えて一気に吹き出す。チャートも上下に収縮する動きのあとに爆発的に伸びるのではないかと考え、研究した結果、移動平均線・水平線・トレンドラインのどれでも「2点以上タッチしたあとの3点目のブレイク」が伸びやすいという仮説が成り立ったと話しています。
再現性を作る2つの柱
1. 移動平均線
移動平均線には価格が平均に戻ってくる性質があるので、離れたところで飛び乗る高値づかみを防げると考えました。また、200SMAは1年前でも今日でも、誰が表示しても同じ位置に出ます。この「誰が見ても同じ」という性質が、再現性を担保するのに向いていると判断したそうです。移動平均線の基本は用語辞典でも確認できます。
2. 波形(ローソク足の連なり)の分解
もう1つは、ローソク足の連なりを定義することです。難しいからと諦めるのではなく、多くの人が避ける部分だからこそ取り組む価値があると考えたそうです。
高値と安値を明確に決める
波を言語化するには、まず高値と安値を決める必要があります。高値・安値は、買いたい人と売りたい人の攻防の結果として生まれるものです。そして、どこからどこまでが1つの波なのかを全員が同じように認識できなければ、定義になりません。
ダウ理論の「起点」は人によって解釈が分かれる
ダウ理論では、安値の起点になった高値を抜けたら転換するとされています。しかし「起点はどこか」は人によって解釈が分かれます。動画では、人によって解釈が異なることは排除すべきだと考え、「直近の高値を抜けたら転換」と決めたと説明しています。文章に句読点を打つように、波に区切りをつけることで分解して言語化できるというたとえも紹介されています。ダウ理論やダウ転換の記事もあわせて読んでみてください。
波のカウントと200SMA
エリオット波動の分厚い本も読んだものの、パターンが多すぎてよく分からなかったため、カウントはとてもシンプルにしたそうです。谷・山・谷・山・谷を1波目から順に数えるだけで、誰でも同じように数えられます。
方向の判断には200SMAを使います。グランビルの法則を調べ、長い時間をかけて検証した結果、200SMAがトレンドの方向を示すものだという結論に至ったと語っています。価格が200SMAより上ならロング、下ならショートです。200EMAでも大きな差はなく、確実に方向を捉えたい人は200SMAと200EMAの2本を入れてもよいとしています。
波を描く方法は好みでOK
波を描く方法としては、期間3の移動平均線を使う方法や、ジグザグを自動で引くインジケーターを使う方法が紹介されています。どれを使うかは好みの問題だそうです。直近の高値を抜けたらエントリーする手法で検証し、200SMAの向きや、どんな波形だと伸びやすいかを確かめていくように、と締めくくっています。
よくある質問
水平線はまったく使わないほうがいいのですか?
動画では、水平線だけを根拠にすると、形や前提条件が毎回違うため再現性が低くなったと説明しています。水平線そのものを否定しているのではなく、「どの位置で、どんな形が出たか」まで言語化しないと再現性が生まれない、という考え方です。
200SMAと200EMAはどちらを使えばいいですか?
大きな差はないとしています。200EMAは方向の変化を少し早く判断でき、200SMAはより正確に方向を判断できるという違いがあるそうです。迷う場合は2本とも表示してもよいと話しています。
分からないところはどうすればいいですか?
動画では、週に1回ほどYouTubeライブを行い、リアルタイムでチャートを使って質問に答えていると話しています。何度も動画を見返しながら、分からない点はライブで質問するのがおすすめです。
まとめ
再現性のある手法とは、「どの位置で、どんな形が出たら入るのか」を誰でも同じように判断できる状態です。そのために、高値・安値を明確に決め、直近の高値・安値の更新で転換を判断し、波をシンプルに数え、誰が見ても同じ位置にある200SMAで方向を決めます。最初は難しく感じるかもしれませんが、何度も見返して自分のチャートで検証していきましょう。
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