200SMA(200本の単純移動平均線)で上位足の方向を確認し、目立つ安値で起きる「パワームーブ」を狙う。この記事では、それだけのシンプルな押し目買いの考え方を、動画の内容にそって初心者向けに解説します。
結論は、4時間足と1時間足が200SMAより上なら買い目線、5分足で目立つ安値にタッチした後に急騰したら、直近の戻り高値を抜けたところで入るという流れです。
生徒さんの実績
動画の冒頭で紹介されているのは、ASAMIの生徒さんの結果です。
- 生徒Aさん(FX素人からスタート):1ヶ月で100勝以上、利益50万円以上、元金を2倍に。最大40連勝
※個人の結果であり、同じ成果を保証するものではありません。
この生徒さんがやったのは、難しい分析や経済ニュースの高度なチェックではなく、「チャートが200SMAより上にいるかどうか」の確認と、この記事で紹介する形を待つことだったと語られています。
パワームーブとは
パワームーブは、登録者200万人を超えるシンガポールのトレーダー、レイナー・テオ氏が解説している考え方です。ASAMIがずっと話している「2番底からの反発」と同じ動きを指しています。
イメージは、価格が下がってきて目立つ安値(サポート)で反発し、最後の戻り高値を実体で抜けて上昇の3波目を取りにいく、という流れです。押し目買いの基本は 押し目買い・戻り売りの解説 もあわせてご覧ください。
ステップ1:200SMAで環境認識をする
- TradingViewで「インジケーター」からSMAを検索し、パラメーターを200に設定(動画では白色)
- 4時間足と1時間足の両方で、価格が200SMAより上にあるかを確認
- 両方とも上なら買い目線。これで環境認識はOK
- 5分足の200SMAはそこまで意識しなくて大丈夫
ASAMIは「7年間検証して分かった事実だけを伝えている」と話しています。移動平均線の基本は 用語辞典「移動平均線」、上位足を見る考え方は マルチタイムフレーム分析 をご覧ください。
ステップ2:5分足で目立つ安値にゾーンを引く
5分足で価格が下がってきたら、左側にある目立つ安値を探し、そのヒゲの部分にゾーンを引きます。上位足が上目線なので、このゾーンで反発して上昇に転じるタイミングを待ちます。
ステップ3:急騰を確認して、戻り高値抜けで入る
ゾーンにかかった後に見るのは、陽線が連続する急騰が起きるかどうかです。陰線を包む陽線(包み足)が出て、そのまま急上昇するような動きです。急騰が起きたら、直近の戻り高値を抜けたところでエントリーします。
急騰しなかったら、エントリーしなければいいだけです。
なぜ急騰するのか(投資家心理)
- 上昇トレンドで買っている人の多くは、直近の安値の少し下に損切りを置く
- 人は損を避けたい(損失回避性)ので、損切りはだいたい同じ場所に集まる
- その安値を割ると、買いの損切り=売り注文がまとめて出る
- 大口の投資家は、その売り注文を待って大量の買いを入れる
- 反対に売ってくる人がいないため、陽線が連続する急騰になる
このしくみは ストップ狩りの解説 でもくわしく説明しています。
戻り高値抜けを確認する理由
急騰したあと、注目されていた戻り高値を抜けるかどうかを見ることで、相場が強気かどうかが判断できます。高値を抜けたという事実を見て、新しく買いに参加するトレーダーも増えます。つまり、抜けたあとの相場には強気の投資家が多いということです。
強気の投資家が多いということは、その人たちが損切りになったときには、それだけ多くの注文が出るということでもあります。動画ではこの点も頭に入れておくよう話しています。高値を抜けて買った人たちも、損をしたくないので直近の安値に損切りを置くのが自然な心理です。チャートを見るときは、こうした「誰がどこで損切りを置いているか」を想像することが大切です。
よくある失敗:ゾーンがない場所で入ってしまう
動画では、200SMAより上で急騰したのでロングしたのに負けてしまった例が紹介されています。原因は、パワームーブの前提である目立つ安値(サポートライン)がどこにもなかったことです。
急騰だけを見て入るのではなく、「目立つ安値に意識された後の急騰か」を必ず確認しましょう。
損切りの置き方
- 直近の安値の少し下に置く
- またはエントリーした位置のすぐ下にタイトに置く。リスクリワードは良くなるが、勝率は少し下がる
どちらにするかは、ご自身で検証して好きなほうを決めればよいとされています。リスクリワードについては 用語辞典「リスクリワード」 もご覧ください。
ワンポイント:テクニカルが重なる場所を狙う
動画の後半では、ドル円の例で4つのテクニカルが重なった場面が紹介されています。
- 目立つ安値での急騰
- ヒゲが3点タッチした水平線のブレイク
- 長く下にいた200SMAの上抜け
- 上下3点タッチの三角持ち合いのブレイク
この4つが重なってブレイクしたのが9時5分でした。東京時間の9時はクロス円やオセアニア通貨を狙うというのがASAMIの考え方です。シンプルなままでもよいですが、勝率を上げたいなら、複数の根拠が重なる瞬間を淡々と狙うとよいと話しています。
独学だけで手法を探し続けないこと
動画の最後で、ASAMIは3年間勝てずに毎日絶望していた時期があったことを振り返り、「人間は1人では生きられない。FXも同じ」と話しています。結果を出すために必要なものとして、次の3つが挙げられています。
- 励まし合える環境
- ミスを正してくれるメンター
- 相場を熟知した正しい知識
また「移動平均線のクロスだけで勝てる」「寝ていても自動売買が稼いでくれる」といった甘い言葉にだまされ、大切なお金を失った人が生徒さんの中にも少なくなかったと語られています。手法をあれこれ渡り歩くのではなく、1つの形を深く検証することが大切です。考え方については 負け続ける人の共通点 もあわせてご覧ください。
よくある質問
200SMAは何分足で見ればいいですか?
動画では、4時間足と1時間足の200SMAで方向を確認し、エントリーは5分足で行っています。5分足の200SMAはそこまで意識しなくてよいとされています。
急騰の目安はありますか?
動画では、陰線を包む陽線が出て、陽線が連続するような鋭い上昇を「急騰」として見ています。急騰していなければ入らない、というルールです。
ビットコイン以外でも使えますか?
動画の最初の例はビットコインの5分足、後半の例はドル円です。ほかの銘柄でも、まずは検証してから使うようにしましょう。
まとめ
- 4時間足・1時間足が200SMAより上なら買い目線
- 5分足で目立つ安値のヒゲにゾーンを引く
- ゾーンで急騰(陽線の連続)を確認し、直近の戻り高値抜けでエントリー
- 目立つ安値がない場所の急騰には飛びつかない
- 複数のテクニカルが重なる場所はさらに優位性が高い
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※本記事は相場の分析方法を解説するもので、将来の利益を保証するものではありません。FX取引には元本を上回る損失が出るリスクがあります。お取引はご自身の判断と責任で行ってください。(運営者情報・免責事項)
